面倒な掃除を自然にできるようにするには?

私が損害保険外交の仕事をしたのは30代の初めでした。夫が独立に失敗をし、まだ幼い息子を無認可保育園に預けて働き出しました。大手損害保険会社の研修社員として2年間働いたのちに独立できるからと夫に言われて始めたもののそれまで営業の仕事など経験もなく、途方にくれる毎日でした。ただ思いつくままに親戚に加入をお願いしました。友人達もまだ若く経済的に余裕のある人は少なかったのですが毎月3000円や5000円程度の積立型傷害保険を契約してくれました。そのうちの一人がアルバイトをしていた喫茶店に集金も兼ねて訪問したときに上司にあたるAさんが私も契約するわと気軽に声をかけて下さったのです。そればかりかお客様や他の従業員にも声をかけてくださいました。
だいたいが月3000円くらいの5年満期でしたがとてもありがたかったのです。そんなAさんが詐欺の被害にあったと聞いたのは2年後のことでした。人が良くて見栄っ張りで少し考えの足りないところがある方でしたが、友達に借金を頼まれてキャッシュカードごと渡してしまったのです。150万円引き出されて行方不明になったとかで、その頃のAさんの落ち込みようは大変なものでした。
当時50代半ばでしたが長年こつこつ貯めていたなけなしのお金だったようです
私も当時まだ生活は苦しかったのですが恩に報いなくてはと20万円を用立ててAさんにお貸ししました。今積み立ててもらっている保険が満期になったら20万円になるのでそれで返して下されば大丈夫ですからとお渡ししました。
涙を流して喜んで下さいましたがその3年後満期が来たときにその20万円は返ってはきませんでした。一人娘に満期返戻金をあげてしまったそうです。
あの子も苦労していてねと泣きながら言い訳をされていましたが一気に気持ちが冷めました。その後一度だけ1万円と洗剤セットが送られてきましたがそれきりです。私自身の気持ちにも踏ん切りをつけたくて、どんなにがっかりしたか手紙に書いて、今後は一切おつきあいを遠慮しますと縁を切りました。人にお金を貸すときはあげる気で貸せと言いますが当時の私にはせいっぱいのまごころを踏みにじられた悔しさが残っただけでした
消費者金融 新宿